伊沢 尚|M1|20200514|研究発表+討議
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M1 伊沢 古東京湾から東京湾までの変遷
1.「古東京湾」
水が多い、低地
2.人為的
干潟、自然堤防、砂州
低い土地の部分で埋め立て行われて、地下水くみ上げ。
もともと低い土地がさらに低く(地盤沈下)→ゼロメートル地帯(海抜より下)
高度経済成長期に地下水くみ上げすぎた。
地下水くみあげ制限かかる
3.
フェルナン・ブローデル
短波、中波、長波
沼。水鳥と赤の中間領域
もう一度
埋め立て地がどういう形で出来上がっているのか。どういう論理でできあがっていくのか。を次回以降調べるつもり。
(議論)
青井
瀬替え(せがえ)=流路変更の土木工事
河道を変える。
ブローデルは好きです(むかし1冊読んだだけだが)。素朴な疑問をかかげて向き合っていく姿勢がすがすがしい。(記憶)
→地形自然に出てきた地形で、雨降って循環してる、面白い
東京湾は、地形でできた土地のうえに地形をさらにつくっている.
そこがおもしろいところ。
勝部
河川の変化また東京湾の埋め立てでは江戸城の防御計画も深く関わっている。神田川なんかもそう。
→お台場、江東区の埋め立て地も、防衛が関わっている。東京の内側の出来事が外側に出てきている
勝田
神田川も伊達政宗に攻められないようにつくられている。
山崎
陸と水との関係を調べるのなら、埋立地の排水方法が面白いかなと思いました。江戸から現代までの技術発展でどう変化してきたかなどが面白いのかなと思いました。
(これおもしろそうだけど、どうなの?)
石原
尚ちゃんの最初の出発点は、コーリンロウ、ベンチューリ、コンテクスト、柄谷 というキーワードがあったと思います。改めてこれらを思い出すとどう考えますか?
→まだわかんない。
青井
伊藤毅さんの沼についての議論を読んで、伊沢くんはどう思ったのか。
→おもしろいなと思う。埋め立て地というものに対して、沼地というどちらでもないものに注目しているのがおもしろい。現状の地形を顧みず、埋め立てを行ったことへの批判。
陸にしているけど、増やしうるけど、何かの拍子で陸じゃなくなるかもしれない。
なんともいえない荒れ地とか沼地が増えていく。どうする?
今世紀が終わる頃には、人口半分に減るだろう。あちこちに死んだ村ができてくる。すぐうしろは湿地かもしれない。沼地、荒れ地との付き合い方考える必要があるのでは。
東京の歴史を全部頭に入れるくらいの勢いで勉強していけばいいと思う。
三須
詳しくは知らないのですが、中沢新一さんの『アースダイバー』が
今日話していたいざわの興味に近い話をしているのかなと思いました
中西
そもそもなんで昔の人は埋め立てられると思ったのかなと思いました (編集済み)
5 件の返信
〈on slack〉
根葉樹生
伊藤さんの本の中で「沼地」として具体的に取り上げられている場所はありますか?
大野 竜
ある場所の自明性が不確かな場所(陸にもなり得るし、水場にもなり得る)がどのように、コンテクストの塗り替えが起きて、そこで周囲のふるまいが変わっていくのかは面白いと思いました。それによってどのような判断によって塗り替えられるのか、自明性が不確かな場所とはどのように生まれうるのかなどわかるのかなと思いました
大野 竜
抽象的ですみません、、
伊沢 尚
@根葉樹生
本はまだ読めていないのですが、オランダのフリースラント州・フランスのラングドック地方などヨーロッパ各地を対象にしているみたいです。
伊沢 尚
@大野 竜
沼地が不確かな場所だとしたときに、埋立地も安定した土台というわけではない点などを考えていけたらいいなとおもいます